2025 / 05 /06
- concertofiorente
- 12月4日
- 読了時間: 2分
チコのこだわり①
今回は、3/6の回に話題にした、万年筆のお話です!
文房具好き、万年筆好きが必ずハマるインク沼、
どっぷり浸かってきました。
憧れのお店に行って、作ったオリジナルのインク。
自分の心の中の印象的な色の思い出から特別な2つを作りました。
1つ目は、Mare speciale
青みがかったエメラルドグリーンを目指しました。
今回のインク作り制限時間のほとんどを使ってしまいました。
特別な海。これは、故郷敦賀の海の色です。
有名な気比の松原の浜から見る海は、白い砂で、遠浅ではないことからか、
少しグリーンっぽい色に見えます。それと敦賀半島の入り組んだところには、
たくさんの小さな砂浜があり、そこは栄養豊富な海水のせいか、
やはり少し緑がかっており、透き通ったエメラルドグリーンに近いのです。
あの辺りにはもう30年ほど行ってませんが、
車が一台やっと通れる(相互交通です)海岸線の道沿いにあります。
大好きな場所です!
2つ目は、Collina speciale
ちょっとくすんだアンバーを目指しました。
特別な小山。これは、育ったところの近くにある秋葉山という小さな山です。
なんと標高55m。山というか丘?でしょうか。自分が小さかったから、今、
山のデータを見てビックリ!自分が通った小学校が隣接しています。
私が通っていた小学校はとっても大きな一本のケヤキの木がシンボルとなって、
校舎と校庭を見守っていました。そして校庭の裏手に秋葉山がありました。
今思うと、良い小学校でした。(残念ながらケヤキは今はもうありませんが。。)
この山の紅葉の色を、小学校までのいろんなことを思い出しながら作りました。
2つとも、理想のイメージにかなり近づけることができたと思います。
ただ、字を書くだけの道具ですが、思い出たっぷりの色のインクで書けるって、
素晴らしいです。
皆さんも、是非、それぞれの人生での印象的な色を思い出してみてください。
私は残念ながら絵の才能には恵まれませんでしたが、思い出に残る音楽、香り、味、
と同じようにそれぞれが印象深い色を持っていると思います。その色をインクに、、
とは申しませんが、たまに思い出してあげてください。
2025年5月6日
チコ





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